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【mov社員インタビュー】中国インバウンドのプロが語る、movでの成長と挑戦

─── Profile

中国の大学入学試験(文系)を上位の成績で通過し北京外国語大学日本語学院に入学。日本での交換留学1年を含む大学時代を過ごした後、2016年のクリスマス当日に日本に渡り、出版・チケット販売会社に就職後インバウンド系雑誌の編集を行う。mov専務取締役の菊池と知り合ったことがきっかけで2020年movに入社。インバウンドプランナーとして中国インバウンド全般を担当しながら中国SNSのインフルエンサーとしても活躍している。

─── なぜmovに入社したのですか?

「一緒に業界を変えていこう」――この想いに突き動かされて。

新卒で就職した大手出版・チケット販売会社では、インバウンド系雑誌の編集や、日本の観光情報を中国向けのSNSで発信するなどの業務を行っていました。知人の紹介でmovの現COOの菊池と知り合い、定期的にインバウンドに関する情報交換をする仲へ。

「訪日中国人旅行客による爆買い」「オリンピック誘致の決定」など2015年前後からインバウンドニーズが大幅に高まってきたのですが、当時は海外向けWebプロモーションに精通した企業担当者はまだ少なく、間違った情報を信じてしまったり、信頼できない業者に案件を依頼してしまっているケースを多く目にしていました。
インバウンド業界の当時の状況に対して個人的に疑問を持っており、今のままでは誰も幸せじゃないから業界をどうにか良くしていきたいという想いを菊池に伝えたところ、「熊さん、一緒にインバウンド業界を変えていきませんか」と誘ってもらったんです。その言葉が胸にぐっときて、movから世界を変えていこうと転職しました。

─── 現在の仕事内容を教えてください

目まぐるしく変化する『中国トレンド』を、読み解き、攻略する

一言でいうと、企画提案から施策運用までマーケティングに関わること全般という感じです。クライアントの市場把握や業界分析から始まり、ターゲティング市場の設定、企画立案、企画の詳細を詰めて実施するところまでなんでも行います。

メイン業務としてはプロジェクトごとの管理業務で、プロジェクトを回しながらPDCAで調整をしつつ、クライアントと決めた着地点に持っていくまで施策を進めていく流れです。私はREDなど複数の中国向けSNSのアカウントを運用しているのですが、中国SNSの最新動向や中国における旅行の最新トレンド情報をいちはやくキャッチアップしながらクライアントへの提案に活用しています。

中国へのプロモーションで難しいところは、政府によるコンテンツ規制や検閲があるため、政府関連の理由でSNSの規制が変わったり、明確な理由が説明できない仕様変更が起こったりすることがあるんですよね。また、トレンドの移り変わりが速く、3年ほどのスパンで新しいSNSが台頭してきます。WeChat(中国版LINEのようなコミュニケーションアプリ)やWeibo(中国版TwitterのようなSNS)が昔からメインのSNSとして使われてきた中で、Mafengwoというトリップアドバイザーのような旅行系サイトや、ショート動画を投稿できるDouyin(中国版Tiktok)が出てきています。コロナ禍を経た今はREDというインスタのようなSNSが大ヒットしています。3年後はどんなものが出てきているか誰にもわからないような市場なので、中国独自のSNSの最新状況を正しく理解していることが重要です。

社内の中国に関連する案件は私がメインに担当しており、コンサルティングやプランナー業務だけでなく、中国市場の新規開拓、中国企業との提携関連、新規事業プロジェクトなども行っています。

2024/05/15 実施ウェビナーの様子:「中国現地の最新旅行トレンド」

─── 現在の仕事の一番の面白さはどこですか?

自分のアイデアが目に見えて成果に変わる喜び。

SNSなどの施策の結果を実感できるときが楽しいと感じています。例えば、ある大手クライアントの外国人向けチケットをSNSで宣伝する案件を担当しているのですが、日本ではあまり知られていない新しいSNSプラットフォームの導入を提案して取り入れてもらったところ、チケットの販売数が爆伸びして施策期間中1000~2000枚売れるようになったことがありました。自分が提案した施策が、クライアントのチケットの販売数増加という結果になってはっきりと目に見えてとても嬉しかったです。

他には、新規案件をゼロからとってくるのも楽しいです。movに入ってから初めて公募案件に取り組ませてもらったのですが、ゼロから何十ページもの企画書を何週間もかけて作り、その努力の結果、案件が獲得できた時はすごくうれしくて。前職では新卒として扱われていたので任される業務範囲が限られていたのですが、movに転職してからは任せてもらえる仕事の範囲が格段に広くなって、自分がいろいろなことができるようになったと実感しています。今後はさらに仕事の幅を広げて日本と中国企業の架け橋となるような役割になっていきたいと思っています。

─── movの雰囲気を教えてください

多国籍なプロが集う、現場知見で即応するチーム

コンサルティング部にはマレーシア人、タイ人などいろいろな国籍の人がいます。movのコンサルのメンバーは、現場を知っているというか、実際に自分でごりごり施策を回してきた経験のある人が多いと感じています。打合せで出てきたクライアントの疑問にその場で回答できるというのがmovの強いところだと思っています。

仕事はみんなで一緒に回していくという意識があり、協力し合っているところが多いです。あとはフレックスタイムなど時間を効率的に使っててきぱきスピーディに仕事をしている人が多いと思います。

所属メンバーが多国籍なので、休みも柔軟なのがうれしいです。中国の春節だったり、各メンバーの出身国の休暇に合わせて休みをとることに理解があるからこそモチベーション高く働き続けられる環境だと思っています。

 ─── プライベートではこんな人です
グルメを探すのと写真を撮るのが好きです。カメラを持って週末いろんなところに遊びに行っています。デジカメでもスマホでも、写真でも動画でも、日常生活の中でいろいろ記録するのが好きです。光が良い雰囲気になっている瞬間だったり、晴れた日の海辺の雲だったり、といったその時にしかない瞬間を集めています。

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